5月5週、海外投資家は4735億円の買い越し!

いつものように海外勢の売買情報~。

5月5週(5/29~6/2)、海外投資家は日本株を先物・現物合計で

4735億円の買い越し!!

内訳は、現物4282億円の買い越し、先物453億円の買い越し。
先物はたいしたことなかったけど、現物は大幅買い越し!

5月5週はラストの2日(6/1、6/2)で日経が500円くらい上に飛んだから、海外勢が買いまくっているだろうな~っていうのはわかっていたんだけど、現物買いだったとは…
てっきり先物の仕掛けで上がったんだと思っていたのに…

現物買いのパワーだけで2万突破って、すごくないですか??

2万突破はSQがらみの機関の仕掛けだと思っていたのに、このデータを見ると、現物が買われすぎたせいで自然に突破してしまいました、ってふうに見える…。

海外勢の現物買いはこれで9週連続!
4月1週から、現物だけで1兆9542億円も買い越しています。

なんか、最近の海外勢の動きって、現物をドカ買いする→その後、小休止で日経が自然落下→また現物をドカ買いする、っていうのをくりかえしているような…?

もしかして、仕込みの最中?

古典的な言い方だと…筋は拾ってる!?

この位置でこれだけ現物を買いまくるってことは、もっともっと上を見ているってことだよね?
(まー、でも、海外勢って暴落の直前まで現物を買いまくっていたりするものだから、アテにはならないんだけど…)

個人は4371億円の大量売り越し!
2万突破で売りまくりだ~。
日経が大きく跳ねるととんでもない勢いで売ってくるなぁ…

信託銀行も678億円の売り越し。

日銀は5/30に一回買っただけ。727億円のお買い上げ。

海外勢の買いでぶっ飛んで、個人と信託銀行が戻り売り。日銀はしゅくしゅくと安値拾い

そういういつもの構図。

年初からの売買金額合計。

海外勢は3882億円の買い越し。
個人は1兆8105億円の売り越し
信託銀行は1902億円の売り越し。

海外勢は買い転換したけど、1~3月までの売りが大きすぎたから、まだほんのちょっと買い越し程度です。

日銀は年初から2兆5785億円の買い越し。

ちなみに日銀は5月の買い入れ金額が3635億円と、毎月目標の5000億円に大きく届きませんでした。
6月も現時点で1456億円と、もしこのまま上げ相場になったら、届かないペース。
日銀が年間6兆円の買いを意地でも達成するつもりなら、今年の後半は買い入れ額が増えるか、買い入れ回数が今よりも増えそう。

海外勢の現物買い合計は大幅アップ!
先週の踊り場から一段高だよー。
今年1月初めの水準を抜いてきました。

右肩上がりのトレンドを完全に取り戻したように見える!

逆に個人は大幅減。
踊り場から底抜け~。
ひたすら売ってくる……

裁定買残は6/2時点で株数が10億7033万株(前週比-9597万株)
金額も1兆8469億円(前週比-1169億円)
そこそこ大きく減りました。

日経が大きく上がって2万を突破したのに減る…
うーん

2万以上で先物を売った人が多かったってことなのかなぁ?

6/7時点では、10億5868万株
さらに1000万株ほど減っています。

裁定売残は6/2時点で株数が9385万株(前週比-2503万株)
金額が2401億円(前週比-298億円)
ドカーンと大きく減ったよー。

日経が2万を突破したので、売りの買い戻しが大量に入った…?
(信用売残の増減を額面通り受け取っていいのか謎だけど…)

信用買残は6/2時点で株数が29億8465万株(前週比-3187万株)
金額が2兆4138億円(前週比-373億円)
うう、また減り始めてしまった…

個人は日経2万以上は売り、ってことなのかなぁ。

信用売残は6/2時点で株数が8億8324万株(前週比-1176万株)
金額が1兆315億円(前週比+113億円)

株数は減ったけど、金額は増えた…
これって、日経が2万を突破して損切りの買い戻しが入ったけど、新規の売りもまた入った、ってことだよね。

売残は高水準で安定しています。

個人はまだまだ売り目線。
日経が2万を突破して上に走ると考えている人は少ない感じ。

25日騰落レシオは6/9時点で104.75
15日騰落レシオが106.13
10日騰落レシオが103.94

100付近でほぼ横一列だよー。

100は買われすぎでも売られすぎでもない、ちょうど真ん中。
過熱感も、売られすぎ感もない、フラットな状態。
上にも下にもどっちにも行ける!

日経PERは6/9時点で14.19

EPSは1410.38!
前週のEPSが1402.17だったから、また伸びたよー。
決算時期が終わったから、もう伸びないと思っていたのに…じりじりと伸び続けている…
どこまで行くだー!!

日経は2万を突破したけど、EPSが上がり続けているから、PERはたいして上がっていません。
あいかわらず14付近…割安すぎ…

今のEPS(1410.38)で適正レンジを計算すると、19745.32~22566.08
フェアバリューが21155.7
日経は2万を超えていて当たり前、2万1000まで行ってやっと普通の値段。
2万以下にいる方が不自然!

ファンダメンタルズで考えると、今の水準は問答無用で買いだと思うんだけどなー

もっとも、日経PERに関しては、「実際には割安じゃない」って話もあります。

この前、コメントで「焦点:日本株は割安か、真の水準は「1万7500円」の見方も」って記事を紹介していただきました。(ありがとう!)

詳しくはリンクの記事を読んでいただきたいんですが、簡単に言うと、「日経新聞が公表している日経PERはざっくりと(採用銘柄全体の時価総額)÷(純利益の合計)で計算されている。それだと時価総額の大きな銘柄の影響が強く出すぎてしまって、実際の日経平均より割安に数字が出てしまう」って技術的な話。

まー、確かに指摘の通りではあるんだけど、そんな話は以前からわかっていたわけで…

「日経PER14は割安だ」っていうのは、そういう技術的な問題も考慮した上でなお、

「PER14が日経の底になることが多かった」っていう、過去の経験則から来るものなんだよー。

これは、2004年9月以降の日経PERのチャート。

PER14を大きく割り込んだのは

(1)2008年の後半
(2)2012年

…の2回だけ、というのがわかると思います。

これは同じ期間の日経EPSのチャート。

(1)はリーマンショックでEPSががくーんと減った時
(2)はドル円が70円台まで落ちて、円高赤字で企業が利益を大きく減らした時

(1)も(2)もEPSがスコーーーーンと落ちた(正確にいうと、落ちる見通しになった)のが原因なんだよー。

平常時は、PER14がだいたい底になっています。
ぎりぎり落ちてPER13まで。

ブレグジット騒ぎの時の最大瞬間風速で12.62
リーマンショック前の2008年3月で13.33

計算上の問題で「日経PERよりも実際のPERはもっと高い」っていうのは確かにそうだけど、それを考えてなお、PER14付近が底になってきた、長い長い歴史があるわけ。
(ちなみに、2004年以前はもっともっとPERが高かったです。PER20で普通。バブルに沸いた頃はPER70くらいでした。)

ひるがえって、今の話だけど…

リーマンショックの時や、2012年の円高不況の時みたいに、これからEPSがストーーーーンと落ちる見通しがあるか?というと、全然ないんだよね。
今のEPSのチャートを見ると、EPSは下がるどころか、逆に跳ね上がったところだし、ここから逆V字にストーンと落ちると思います??
むしろ、上がる可能性のが高いと、あたしは思うんだよー。

そんな時に日経がEPS14を大きく割り込んで、13、12と落ちていくなんて考えられない…

上の記事に「日経の真の水準は1万7500円」っていうのがあったけど、17500って今のEPSで計算したらPER12.41だぜー。
ありえねえええええええー!
どう考えても、書いた人のポジショントークにしか思えないです。
(まぁ、今、あたしが書いているこの文章もポジショントークなんだけど笑)

そもそも、アメリカのPERと日経のPERを単純に比較するのがナンセンスなんだよ!

PERっていうのは、例えば、商社だったら7~10くらい
小売業だったら20くらい
…というふうに、業種によって適正数値がまるで違うんだよ。

それと同じように、国が違えば、PERの適正値も違ってくるんです!

日経のPER14は過去のデータから見て、まちがいなく割安。

対して、今のS&P500のPERが25.72だけど…
歴史的に見て、あきらかに割高なんだよー。

2000年頃と2009年頃にはもっと高値になっているけど、これはそれぞれドットコムバブルの崩壊とリーマンショックでEPSがガクーンと減ったのが原因で起こった、不況時にPERが跳ね上がる現象にすぎないです。

平常時では今はほぼ最高値付近。

アメリカと日本で、状況が全然違うっていうのがデータからわかると思います。

結局、問題は…
日本株が割安すぎる一方で、アメリカ株が割高すぎることなんだよね。
それが話をややこしくする…

なんとかならないもんか…

空売り比率。

2017/6/5 36.1
2017/6/6 38
2017/6/7 36.5
2017/6/8 38.2
2017/6/9 38.3

今週は40以下で安定でした。
6/9は価格規制なしの比率が11.1%と跳ね上がったけど、これはSQ事情だと思います。

外資系の寄り付き前注文動向

2017/6/5 370
2017/6/6 210
2017/6/7 160
2017/6/8 -150
2017/6/9 -50

6/8、9と売り越しになっているけど、これもSQ事情だと思います。
5月もSQ前の2日間は売られました。

基本、買い越し姿勢は変わらないかと。

IMMシカゴの投機筋の円建て玉。
5/30 52275枚 円ショート→6/6 55027枚 円ショート

円売りを積み増しているよー。
5/30~6/6はドル円が111円から109円台にずるずると落ちて行った時だったから、投機筋が円を買っているのかなーと思っていたら、逆に円売りを増やしていた!!

投機筋が逆張りするとは……

やっぱり投機筋はまだまだ円売り目線だと思う。

個人はドル円売りを解消する方向に動いているよー
逆張りの動き。

投機筋も個人も円売り。
為替は円高方向に振れたのに…誰が円を買っているんだ…??

あいかわらず、投機筋はユーロを買い増しているけど、勢いは弱くなっています。

まとめ

日経は2万を突破してきたけど、ファンダメンタルズ的にはまだまだ割安。
海外勢はあいかわらず買いまくり(特に現物)

もうこれは…上でしょ!
上しかない!!

日経2万1000…いや、2万2000を目指しているとしか思えない!!

まぁ、割高すぎるアメリカ株がどうにかなって、引きずられて落ちる可能性もあるけど…
落ちてもPER14=19740まで
史上最大級のとんでもないことになっても、PER13=18330が限界かな、と。

そんなもん、買い下がりだああああああああああ!!

以上、かぶみのポジショントークでした!

先週金曜のNASDAQの急落については、昨日の記事にさんざん書いたから省略!!

ふぅ…めちゃくちゃ長くなっちゃった…
(読んでる人は大変だよね…お疲れ様!っていうか、全部読んでいる人なんているのかー??)

出典:かぶみのトホホ株日記
詳細は引用元へ: 5月5週、海外投資家は4735億円の買い越し!


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