7月3週、海外投資家は1941億円の売り越し!

海外勢の売買情報~。

7月3週(7/18~21、4日間の取引)、海外投資家は日本株を先物・現物合計で

1941億円の売り越し!

内訳は、現物が861億円の買い越し、先物が2802億円の売り越し。

先物の大幅売り越しきたあー!

日経のチャートに重ねるとこんな感じ。

こういう高値圏でフラフラしている時に先物が大量に売られると…嫌な予感しかしないよ~。
ううう…
なにかを警戒して一時的に売っているだけなのか、それとも、大幅下落の前触れなのか…

最近は、先物が大きく売られた次の週は大きく買い戻される、って動きが続いていたから、今回ももしかしたら…って思うけど、7月4週の日経の動きを見ているとそれほど先物が買われた感じはなかったよね。
うーん…

少し雲行きが怪しい…

ちなみに、今年の初めからの合計を計算すると、海外勢は現物が7342億円の買い越し、先物が7514億円の売り越しです。
現物は大幅買い越し、先物は大幅売り越し。

個人は515億円の売り越し。
信託銀行は662億円の買い越し。

海外勢と個人は基本逆方向に動くものだけど、ここんところ同時に売る時がチラホラ…
そういう時は信託銀行がたいてい買っているんだよねー。
むむ…

日銀のETF買い入れは7/18、21の2日間。
合計で1414億円のお買い上げ。

2017年初めからの売買合計金額。

海外勢は173億円の売り越し。
プラマイゼロを挟んで行ったり来たりが続いています。

個人は2兆3132億円の売り越し。
売り売りー。

信託銀行は110億円の売り越し。

買ってる人が誰もいない…

海外勢の現物買いの合計はちょっとだけ増えました。

個人はあいかわらず売り。

裁定買残は7/21時点で株数が9億2841万株(前週比+287万株)
金額が1兆6216億円(前週比+63億円)

ちょっとだけ増えました。

海外勢が先物を大きく売り越していたのに…うーん、ちょっと謎。

このチャートの形を見ると、下げ止まりつつあるように見えるんだけど…

7/26時点では、9億3725万株
さらに増えています。

裁定売残は7/21時点で6134万株(前週比-455万株)
金額が1517億円(前週比-123億円)

地味に減りました。
低空飛行。

信用買残は7/21時点で株数が30億8256万株(前週比+4769万株)
金額が2兆6210億円(前週比+113億円)

そこそこ増えました。

信用買残株数、金額ともに、3/31につけた直近の高値(31億873万株、2兆6256億円)とほぼ並ぶくらいまで回復したよー。
個人は買い意欲旺盛に見えます。
少なくとも信用取引は。

信用売残は7/21時点で株数が8億3621万株(前週比-1355万株)
金額が9506億円(前週比-59億円)

最近の信用売残は株数が増えて金額が減ったり、逆に枚数が減って金額が増えたり、どっちつかずの動きが続いていたんだけど…
今回ははっきりと減ったよー。

まぁ、まだ高水準に積み上がったままだけどね。

去年11月~12月のトランプラリーから半年が経っちゃったし、その時に売り建てられた分は信用期日が到来してしまったから、売りの買い戻しは一巡しているはずなんだよね。
今ある信用売り残しは日経1万9000~2万ちょい上に集中しているはず。

騰落レシオは、7/28時点で、25日が106.68
15日が109.86
10日が112.98

あいかわらず、100ちょいくらい。
もう2か月近く買われすぎでも売られすぎでもない100前後をフラフラしています。
いくらなんでも動きがなさすぎのような…

日経PERは7/28時点で14.30
EPSは1395.79
前週が1394.85だったから、ほとんど変わっていません。

今週来週と4-6月期決算の発表が集中するから、そろそろ動いてくると思うんだけど…
鉄鋼株を筆頭に上方修正があいついでいるから、上がると思うんだけどな~。
正直、EPSが下がる理由が見当たらない…

東芝みたいに特殊事情で巨額赤字を出す企業が出てこない限り大丈夫だと思う。
そういえば、東芝がやっと日経平均構成銘柄から外れるんだよね。
6724セイコーエプソンに入れ替えみたい。
8月1日に実施。
(7/31に日経が大きく崩れたら、この入れ替え要因もあるかも…?)
EPSにはどんなふうに影響するんだろう…?

現在のEPSで計算した日経の適正レンジは
19541.06~22332.64です。

先週の空売り比率は、

2017/7/24 37.9
2017/7/25 38.1
2017/7/26 38.7
2017/7/27 38.1
2017/7/28 40.1

7/28に久しぶりに40を超えたよー。

この40超えは一時的なものなのか、それとも、40超えが平常になるのか。
40超えが平常になったら、海外勢が本格的に売ってきているってことだから、あぶない。

ちなみに、5月以降、40を超えたのは、今回を含めず3回(5/23、5/30、7/7)あって、そのどれも翌日か翌々日から大幅反発が始まっています。

日経チャートにプロットするとこんな感じ。
さあ、今回はどうなるんでしょう?

外資系証券の寄り付き前注文動向は…

2017/7/24 +220
2017/7/25 +20
2017/7/26 +410
2017/7/27 -90
2017/7/28 -1,090

7/28にどーーーーーんと1090万株の売り越し!
年に数回あるかないかの大幅売り越しです。

でも、これも空売り比率と同じで、極端に大きく売られたところが底になることが多いんだよね。
例えば、前回1000万株以上の売り越しだったのが6/16(1150万株の売り越し)だったんだけど、当日も含めて3連騰で日経が400円くらい上がったんだよー。
この日はアメリカのハイテク売りが2番底をつけた日、でした。

まぁ、これが、2015/12/4みたいに日経大崩壊の前触れである可能性もゼロではないんだけど…
うーん…

はたして今回はどっちなんでしょう?

シカゴ先物市場の投機筋の円建て玉。
7/18 126919枚 円ショート→7/25 121489枚 円ショート

円売りは減ったけど、ほんの少しだけ。
7/18~25はドル円が112円台から110円台まで転がり落ちたのに、全然買い戻していません。

このまま円高がどんどん進行したら、円を売り上がった投機筋は大損になります。
それはないと思うんだけどな~。

売りと買いの内訳を見てみると、売り玉も買い玉も減らしているんだよね。
ショートカバーだけで、買いが増えているわけじゃない。

今の円高局面は押し目だと思うんだけどなー

個人は、ドル円が落ちたので、円買いポジションを巻き戻しているよー。
でも、まだポジションは高水準に積み上がったままです。

投機筋のユーロ買いも一服。
投機筋が買わなくても、どんどん上がっていくユーロ…
強い。

ちなみにドルインデックスの建て玉は7/25時点で買いが25829、売りが28334で、NETで-2505
ひさしぶりに売り越しになったよー。
このまま売りで突っ走るのか…?
目が離せません!

まとめ

7月3週の海外勢は先物売り。
先物売りが積み上がってきていて、ちょっと不穏な雰囲気…

まぁ、日経のチャートを見ると、6/20に高値をつけてから1カ月以上も高値を更新できずに、じりじりと右肩下がりになっていて、いかにも下にずるっと落ちそうな形だから、売りたくなるのはわかるんだよね。

ただ、今の日経はファンダメンタルズ的に安すぎるから…
落ちたとしても、PER14=19541.06くらいじゃないかなぁ、と。
75日線(19713.65)は割ったとしても、一目の雲の下限(19271.39)は割らないと思う。

落ちても、結局、それが押し目になって鋭く切り返して高値を追うことになるんじゃないかなあ?

日経はドル円次第。
ドル円はアメリカの長期金利次第。
つまり、米国債が売られるかどうか。
もっと言えば、アメリカのインフレが加速するかどうかにかかっている!

インフレが加速したら、米国債が売られ、ドル円が円安に振れて、日経も上がる。
逆にインフレが減速したら、米国債が買われ、ドル円が円高に振れて、日経が下がる。

今は低インフレがずっと続く…みたいな見方が強いけど…
ホントにそうなのかなーー??

今、世界が低インフレに苦しんでいるのは、結局はコモディティが安くなっているからだと思うんだよー。

これはコモディティの先物指数のCRB指数だけど、6月下旬に底打ちして、はっきりと反発局面に入っています。
個別のコモディティチャートを見ても、原油を筆頭に、カッパー、鉄鉱石、ニッケル、アルミ…
はてはコーヒーや砂糖、大豆まで、長い低迷の後、ようやく反転の兆しが見えてきているんだよー。

コモディティの値段が上がり始めたら、インフレ率も自然と上がっていくはず…!
ましてや、アメリカは今ものすごい勢いでドル安なんだから、輸入物価の上昇に引っ張られて、インフレが進むはず…
(逆に、この状況で低インフレのままだったら、なにかがおかしすぎる…)

CRB指数が底打ち反転したのが6月下旬、7月はほぼ上がりっぱなしだったから、8/4発表の7月雇用統計の平均時給(…は粘着性が高いからまだ反応しないかもしれないけど…)、8/11発表の7月消費者物価指数(CPI)はそこそこいい数字が出るんじゃないかなぁ、って思うんだけどなー。

8/4 雇用統計
8/11 7月米消費者物価指数
8/24~26 ジャクソンホール会議
9/20 FOMC

バランスシートの縮小を始める9月のFOMCまでのどこかで、米国債売りのラリーが来るはず!

出典:かぶみのトホホ株日記
詳細は引用元へ: 7月3週、海外投資家は1941億円の売り越し!


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