12月1週、海外投資家は2718億円の売り越し

海外勢の売買情報!

12月1週(12/4~8)、海外投資家は日本株を先物・現物合計で、

2718億円の売り越し!

5週連続の売り越し!
内訳は、現物が2168億円の売り越し、先物が550億円の売り越し。
現物は大きく売り越しているんだけど、先物はそれほど売っていない、って状況が4週間ずっと続いています。

先物が売られていないうちは大丈夫な気がするんだけどなー。
落ちても、それほど大きな崩壊にはならないと思う。

日経のチャートに重ねるとこう。
12月1週は、一週間で日経は7.95円安。
SQ週で、日経が大きく下に突っ込んでから戻して、結局、元の位置に…って動きをした週でした。

個人は868億円の売り。
3週連続の売り。

信託銀行は2661億円の大幅売り越し。
特殊事情?
わかんない。

3者とも売りでした。
これでは上がらんわな…

日銀のETF買いは、12/5、6と2日間
合計で1416億円のお買い上げ
買っているのは日銀さんだけ。

2017年年初からの合計売買金額

海外勢は1兆8770億円の買い越し
だいぶと減ってきた…
プラマイゼロくらいまで戻すのかなー?

個人は5兆0791億円の売り越し
ついに売りが5兆円を突破してしまった…

信託銀行は9697億円の売り越し
1兆円近く地味に売っています

海外勢の現物買い合計は減少。
11月の初めに天井を打ってから右肩下がり…。

なんとなく、下値と上値を地味に切り上げながら波型に動いている感じなので、9月の終わり頃につけた安値は割らないと仮定すると、売り余地はあと1兆3000億円くらい。
今のところ、一週間に3000億くらいのペースで売っているから、後4~5週間くらいで底打ち…かなあ?
…ということは、次に海外勢が買いに転じるのは、1月の後半くらい?

個人はあいかわらず売り。

裁定買残
12/8時点で、株数が13億1461万株(前週比+1064万株)
金額が3兆0959億円(前週比+573億円)

先週に続き、海外勢が先物を売っていたにもかかわらず、裁定買残は増えました。
うーん、データに出ないところでこっそりと買ってるのかなぁ?

裁定買残はあきらかに右肩上がりだよー。
誰かが先物を買っている、ってことのはずなんだけど…
(実は、去年も、相場自体は12/16くらいに天井を打ったんだけど、裁定買残は年末まで上がり続けたんだよね。なんか、去年と似てる…)

12/13時点では、12億9147万株
若干減っています。

裁定売残
12/8時点で、株数が8225万株(前週比-3791万株)
金額が2894億円(前週比-1307億円)

裁定売残ははっきりと減りました。
SQ要因なのか、売り方さんがあきらめたのか、よくわかんない!
でも、どんどん売りが積み上がっていく感じではなくなったよねー。

信用買残
12/8時点で、株数が26億8916万株(前週比+434万株)
金額が3兆0173億円(前週比+286億円)

信用買残は今回も増えたよー。
個人の信用組は11月初め以降あきらかに買っています。
それってちょうど海外勢が売り始めたタイミングなんだけど…

海外勢が売って、個人の信用組が買う、ちょっとアブナイ感じはある…

信用売残
12/8時点で、株数が6億3639万株(前週比-864万株)
金額が1兆0126億円(前週比-28億円)

信用売残は今回も減っています。
買残と真逆に、でも、タイミングは同じく、11月初め以降あきらかに減ってきている…

11月初め以降、個人の信用組は売りを手仕舞って、買いを増やしている…
うーん…

騰落レシオ

12/15時点で
25日が102.43
15日が110.46
10日が107.53

あいからず、100前後の過熱感もなければ、売られすぎ感もない位置でのフラフラが続いているよー。
なんとも判断に困る…

目先は12/6につけた25日騰落レシオの直近安値95.22を割るかどうか、かなー?

日経PER

12/15時点で
14.84
前週(12/8)が14.99だったから、少し減りました。
15をはっきりと下回ってしまったので、ちょっと割安感が出て来ています。

EPSは
1519.76
前週が1521.75だったから、ちょっとだけ減り。
まぁ、誤差程度です。

現在のEPSで計算したフェアバリューは22826.25
適正レンジは21276.64~24316.16

ファンダメンタルズで考えれば、24000くらいまで行ってもおかしくないんだけどねー。

空売り比率

2017/12/11 37.3
2017/12/12 37.3
2017/12/13 37.5
2017/12/14 36.9
2017/12/15 39.4

一週間を通して40以下
いたって平和~
海外勢が売り仕掛けている感じはまったくありません。

寄り付き前の外資系証券注文動向

2017/12/11 +110
2017/12/12 +460
2017/12/13 -250
2017/12/14 +40
2017/12/15 +127

水曜に一回マイナスがあったけど、他はずっとプラス。
買いが続いています。
ただ、前週に比べたら、買う量が減ってきているので…
そろそろ一服…かなあ?

シカゴ先物市場の投機筋の円建て玉
12/5 114267 円ショート→12/12 114123 円ショート

ほぼ横ばい。
円の売りポジションが史上最大級に積み上がった状態で、動きが取れなくなっているようにも見える…
ここからさらに限界を突破して円を売ってくるのか、それとも、怒涛の買い戻しが来るのか。

ショートとロングをバラバラに見ると、どっちも減っています。
なんか、一か月くらい前からずっとこの動きだなぁ…

投機筋のユーロ買いポジションが上に跳ねた!
またもや、投機筋のユーロ買い仕掛けがはじまったか…?

…ということは、ドル売りになる…?

個人はドル円の戻り売って、円買いポジションをまたしても積み上げ始めました。
下がると買い、戻すと売り、徹底したレンジを取りに行く動き!

このまま円高に振れたら、またもや個人の大勝利だー。

まとめ

海外勢はあいからず売り。

でも、先物はそれほど売られていないし、空売り比率も40以下で落ち着いているし、寄り付き前の注文動向も買いが多い、大崩れしそうな感じはまったくないです。
…と言っても、買い転換する気配もないんだけど…
うーん…

今って、個人は売っているし(信用組は買っているみたいだけど)、信託銀行も売っているし、海外勢が買わない限り上には抜けられないと思うんだよね。
結局、上には抜けられないけど、下にも抜けない、ってレンジの動きがしばらくは続くんじゃないかなぁ?

1月は危ない気がしているけど、それでも、大崩れってほどには崩れない気がする…
2016年の1月2月と似たような動きになるような…

今のEPSで計算した適正レンジの下限(PER14)の21276.64は絶対に割らないと思うから、どんなに落ちても1300円くらいだし、落ちれば買いでいいような…

アメリカのBEI(ブレークイーブンインフレ率)は1.9を超えられない、高値でフラフラする動きが続いています。
ここから上に放れるのを期待していたんだけど、高値持ち合いが長く続きすぎて、逆にそろそろ苦しんじゃないか?って感じになってきた…

CRB指数は12月初めのコモディティ全部売りでずどーんと急落。
50日線をはっきりと割り込んでしまって、6月から始まったコモディティの右肩上がりのトレンドが終わってしまったのではないか?って懸念が…
もしかしたら、上昇途中の深い押し目にすぎなくて、ここから急反発して高値を抜いてくるかもしれないけど…
うーん…
ちょっと判断がつきません

BEIはコモディティの価格に強く影響を受けるので、このままコモディティが頭打ちになってしまうと(CRB指数が右肩下がりになってしまうと)、キビシイ……
…というか、10月~11月にかけてCRB指数は右肩上がりだったのに、BEIはちっとも上がらなかったんだよね。
それって、結局、インフレ圧力が潜在的に弱いってことの裏返しでもあると思う
コモディティが上がっているのに、インフレが進まなかったってことだから。

シカゴ先物市場の投機筋の原油のポジション推移だよー。
買いポジが史上最大級に膨らんだまま、膠着しています。
(円のポジションと似てる…)

売り買いをバラバラに見ると、買いポジションは一か月くらい前からほとんど変化がないんだけど、売りのポジションがどんどん減っているんだよね。
その結果、ネットが買いに傾いている…
それって、ショートカバーで上がっているだけとも言えるので、どうなのかなー?
そろそろ危ないようにも思えるんだけど…

あんまり注目されていないけど、今、天然ガスがすごい勢いで落ちています。
底抜けしそうな勢い…

こんな感じで、コモディティはなにやら雲行きが怪しい…
(ただの押し目の可能性もあるけど!)

コモディティがこのまま頭打ちになってしまったら、インフレ率はさらに弱含むだろうし、2月に就任するパウエル新FRB議長は、3月のFOMCでいきなり試練に直面することになるよー。

そして、その来年3月のFOMC時点の金利予想。

紫の線(125-150)に注目!
この線は来年3月のFOMCで「利上げはない」と予想している確率だけど、ずーっと右肩下がりだったのが、この前のFOMCでぴょーんと戻したんだよね。
でも、翌日にまた急降下。

逆に茶色の線(150-175)、つまり、来年3月のFOMCで「利上げがある」と予想する確率は、この前のFOMCでずんと下がった後、V字で切り返して、また高値を取りに行っています。

この前…12/13のFOMCで、「来年3月は利上げはないんじゃないか?」って方向に市場の考えは転換したかと思ったんだけど、また「利上げはあるんじゃないか」って方向に戻してる…
結局、転換点になったかどうか……わからん!!

転換点になったのだとしたら、株は危ないと思うんだけど…
もしかしたら、そう思わせる騙しで、転換点でもなんでもなかったって可能性も…

うー、結局、どっちなんだろう??

なんともいえぬー。

出典:かぶみのトホホ株日記
詳細は引用元へ: 12月1週、海外投資家は2718億円の売り越し


コメントを残す